最近のトラックバック

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 第十一話 | トップページ | 第十三話 »

2007年9月24日 (月)

第十二話

ふんわりと重みのある布団が体を包み、窓から見えるのは丸い月だけ。
両手で耳を押さえている限り、誰の声も聞こえない。
目の裏まで照らす月明かりだけを感じて、膝がガクガクと震えている。

汗ばんだ手をパジャマで拭いて、耳を押さえて目を閉じる。
だけど、やっぱり目の裏まで光が差し込んできて、頭がギュンギュン締め付けられる。

誰にも言えない思いが現実の大きさ以上に膨張して、
筋肉がムキムキで体がテカテカの人たちでも持てない位、重くなっている。

心と体が離れていくような感覚を感じながら、
ムキムキのテカテカは、よりマッチョになり、よりテカテカになっていく。
だけど、それでも持てないだろうな。そんな気がする。


つづく。

« 第十一話 | トップページ | 第十三話 »

日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 第十一話 | トップページ | 第十三話 »