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2007年7月 9日 (月)

第三話

気まずい時間が流れる。
頭上の雲は風に流され、スピードを増して走っている。

遠くの町で、少女が虫を踏み潰したと同時に、
ニヤニヤと詐欺師の様な笑顔を作り、アンパンマンは走り出した。
拳を握り締め。

次の瞬間、バイキンマンの顔面をピシャっと殴りつけた。
口から鼻から、迸る血飛沫。

バイキンマンの目には薄っすらと涙が溜まり、
この世は地獄だと胸を突き刺すような気持ちで流れる雲を仰ぎ見た。

アンパンマンはワナワナと震えながら、
なおも拳を握り締めていた。


つづく

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