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2007年7月17日 (火)

第七話

父親に連れられ、満面の笑みの少女。

犬の横を通り過ぎる。
品種の分からない、何を考えているのかも分からない、
名前も生まれも分からない、綺麗なベージュ色。

少女よりも大きくて、何かを求めているような声で吠え続けた。
飼い犬なのか野良犬なのか、それすらも分からない。

空に向かって吠えている。

次第に遠ざかる犬の鳴き声。
背中で聞きながら、しっかりと手を握る少女。
頭の中はフワフワのドーナッツで満たされている。

分かった、あの犬はドーナッツが食べたいんだわ。
私も同じ気持ちよ。


つづく

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