最近のトラックバック

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« チョンマゲセイジン | トップページ | やっぱりか »

2007年1月28日 (日)

ソラノ鬼

満月が青くて綺麗で、神秘的だった夜、季節は冬。

雲の切れ間から鬼が覗いていた。
大きな鬼が、恐い顔して、隙間から目が光る。
青い月は鬼の眼で、黒い雲は髭だった。

何を見ているのだろう。

鬼の吐く息は、嵐になって、吹き荒れた。
匂いが強烈で、臭くて、鼻を押さえても耐えられず、餃子の匂い。
鼻を押さえていると、鼻が取れ、頭が割れた。

割れた頭に、鬼が鼻糞を放り込んできた。
鬼の鼻糞は花の種。

暫くすると、頭に綺麗な花が咲いた。
次から次へと咲いていく、赤白黄色、綺麗だな。
頭が重い、だけど、良い匂い。

鬼が笑った。
私の頭を見て、鬼が笑った。

その瞬間、花は枯れ、海は荒れ、お肌も荒れた、頭は禿げた。
枯れた花、茶色くなって。

割れた頭に枯れた花。
その茶色が、赤に、そして白、最後に黄色くなった時、
頭の中から、36匹の蝶が舞った。

思い出と同じ数だけ、蝶が舞う。
数えると、ニキビも36個あって、髪の毛は36本残っていた。
見上げれば、鬼の笑顔に白い月。

« チョンマゲセイジン | トップページ | やっぱりか »

日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« チョンマゲセイジン | トップページ | やっぱりか »