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2006年11月26日 (日)

森の中

気付いたら私は、彼女の耳へ、約30㎝ほどの長さだろうか、
長細い銀色の針を何度も何度も突き刺していた。

針が貫通し、左耳から入り右耳から出てくる度、私の目から涙が溢れていた。

「どうして裏切ったんだ、あれほど約束したじゃないか!」
そう叫びながら。

彼女は言い訳を繰り返していた。
見た事もない女だったけど、どこか懐かしい感じがする人だった。

もう本当に殺してしまおうと思った。

窓の外に人の気配を感じたので覗いてみると、知り合いの女性の姿が見え、
その時、瞬間的にここが彼女の部屋だと感じた。

どうしよう、部屋に入ってくるまでに逃げないと、
そう思うと、針も女性も跡形なく消え、ただ逃げようという気持ちで一杯になった。

玄関に向かい、ドアの1mくらい手前で、
ガチャ、と鍵を開ける音が心の中に響いたと同時に、目の前のドアが開いた。

パッと振り返り、さっきの窓をもう一度覗くと、彼女はまだ荷物を降ろしている。

部屋に入ってきたのは大人数の、北斗の拳に出てくるような輩どもだった。
ぞろぞろと玄関に入ってくる。

その隙間を縫って、靴を履いて外へ出ようとすると、
その中の一人が、私の靴を手に取り、何やらジロジロと観察している。

「うへあ、こりゃいい靴だなあ」
そう言うと、周りにいた男たちも途端に靴に注目し、皆で靴を大声で褒める。

その中の一人が言った。
「これ誰の靴なんだろうなあ」

今思えば、靴なんか履かずにそのまま外へ飛び出しても良かったと思うけれど、
その時は、どうしてもその靴が必要だと思った。

男たちは皆太っていて、スキンヘッドだった。
なんだか恐ろしかったけど、先頭の奴だけは色が白くてやせ細っていたし、
赤紫の髪の毛が印象的だった。

なぜか彼のことが頭から離れなかったけど、靴を男からぶんどって、
玄関を飛び出し、森の中へと逃げ込んだ。

坂道を走って下っていると、遠くに分かれ道が見えた。
その手前に何やら人影らしきものが見えた。

近づくと、全身に真っ白の布を纏った男が、
何か叫びながら、大きくて銀色のナイフをブンブンと振り回している。

あ、さっきの先頭にいた男の兄貴だ、と分かった。

「おめえ、まじで殺してやるよ」
彼はそう叫んでいた。

もう、本当にここで死ぬんだな、と諦めた、そんな夢を見た。

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日記」カテゴリの記事

コメント

ご無沙汰です。
そろそろ師走ですし、なんだが忙しい日々を過ごしております。
あちらの方も300を超えちゃいました(ぁw

殺される夢。
私は初中ですね。
でも、そこで終わるんです。
目が覚めたり。
その続きなんて知りませんから。

こんにちは、お久しぶりです!
忙しい中、300超えるなんてすごいですね。
僕も時間の使い方をみならわなきゃ。1日12時間以上眠るのやめます。

夢って、知らないことは出てこないですもんね、不思議。
所詮、脳が作り出している事ってことなんで、僕の想像力もそんなものなんでしょう。

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