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2006年9月 6日 (水)

心に生きる

私は、世界を、社会を、人を、自分を、全てを呪っていた。
叫んで、喚いて、罵っていた。

決して、人には言ってはいけない事を言い、
それぞれ、皆に、呪いの呪文を唱えていた。

初めは口論になり、殴り合いになり、
次第に、世界は私という存在を見捨てた。

皆が私から目を背け、無視し、存在を否定した。

しかし、孤独、それもいいだろう、そう強がっていた。
強がるしか、そこにいる方法が無かった。

嫌だった、怖かった、孤独なんて認めたくなかった。
地獄だ、この世は本当に地獄だった、
皆は地獄の死者であり、鉄の心を持った鬼だと思った。

次の瞬間、私は暖かい光に包まれて、頭を優しく撫でられていた。

「大丈夫だよ、みんな一緒だからね」

それは、私が高校二年生の時に他界した祖母だった。
大好きな祖母だった。

祖母の温かい胸の中で、涙が止まらなかった。
その涙は、夢から覚めても止まらなかった、ずっと不安だったから。

嬉しくて、ありがたくて、温かくて、悲しくて、申し訳が無かった。

涙が止まらなくて、懐かしい祖母の面影を思い、
また会いたい、もっと会いたい、ありがとう、と、心の底から思った。

思いが心から溢れるかのように、目から涙がこぼれ、
うれしくてうれしくて、自分は一人じゃないんだと、そう感じた。

ばあちゃん、ありがとう。

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日記」カテゴリの記事

コメント

何故だか私まで ミチロウ君のおばあちゃまに

お礼を言いたくなりました^^

優しいおばあちゃまだね。

ほぅ・・、ミチロさんは、おばあちゃんに愛されてたんだねぇ・・
しみじみしました。

>ちぇりさん
起きてからも、ずっと涙が止まらなくて、不思議な気持ちでした。
心にすっと入ってくるような。
人間は死んだら終わり、なんて言う人もおりますが、
そんな悲しい事を思わないようにしようって思いました。

>Aくん
僕は小さい頃、何だかおじいちゃんがこわくて、ずっとおばあちゃんにくっついていました。
ぶっ倒れて、入院しているイメージが強いですが、夢の中では温かくて、なんだか元気だったように感じました。
もっと大切にしてあげればよかったなあ、なんて、
そんな事を思われる人間に自分もなりたいものです。

ありがとう。
ミチロさんの素直な気持ち・・、受け取りました。

いえいえ、こちらこそです。

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